アクアリウム用品のおすすめはコレ!初心者必見の水槽用品を紹介します

シェアする

水草水槽レイアウトに必要な用品やツールをまとめてみました

水草が綺麗に生い茂る水槽はアクアリストにとっての憧れだと思いますが、最初から誰でも簡単に出来る訳でも無さそうですよね。

こんにちは!スローアクアリウムライフ!にしです

確かに、扱う相手が生きている生物や植物なので、いつも思ったように行かないのが現実です……

ただし適切な用品やツールを使う事で、早い内に自分のイメージに近付ける事が出来るようになるはずですよ。

ですが、この用品やツール選びに苦労しますよね。

僕も初めての頃は、訳も解らず色々と買っちゃいましたね。

今にして思えばほんと勿体なかったって物がたくさんあります。

という事で、ここでは無駄な出費を少しでも抑えられるよう、幾つかを紹介させていただきますので、よかったら参考にしてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




癒しのミニ水槽はこちらをどうぞ↓

Contents

◆ 水槽を選ぶ

アクアリウムを始めるうえで必要な物はなに? と聞かれたら誰もが最初に水槽を思い浮かべると思います。

とにかくこれが無ければ始められないのですが、一口に水槽といってもサイズや形、材質など各メーカーから多種多様に販売されています。

特にサイズの選定には迷うところですが、飼育したい魚や育てたい水草、設置場所の状況などを参考にして、合うタイプを選ぶようにすると良いですよ。

避けたいのはアロワナのように将来的に大型化する魚を、最初は小さいからといって30cm水槽で飼育したり、簡単な本棚の上に120cm水槽を設置するなどは、見た目にアンバランスな事は勿論ですが、それ以上に危険も伴います。

こういった例はちょっと極端ですが、水槽と魚のサイズや数、植える水草の量などなどバランスはとても大切です。

飼育する魚の数については、水1ℓに付き1匹を目安にすると良いとされています。

計算上60cm水槽(W60×D30×H36)ですと水量60リットルなので60匹、

30cm水槽の場合は12リットルなので12匹となります。

魚のサイズによっても変わるのであくまでも参考値として、お考えくださいね。

加えて、水槽の形やサイズも幾つものタイプが有り、どれを選べば良いか悩む所ですが、とりあえずは一般的なタイプを選んでおけば失敗しないと思います。

一般的な水槽を紹介しますね

[a]水槽サイズ / [b]水量 / [c]水を入れた重さ / [d]濾材量の目安

● 60cm水槽
[a]W60×D30×H36cm / [b]水量60L / [c]重量60kg / [d]濾材3~6L

● 45cm水槽
[a]W45×D27×H30cm / [b]水量34L / [c]重量34kg / [d]濾材2~3.5L

● 36cm水槽
[a]W36×D22×H26cm / [b]水量19L / [c]重量19kg / [d]濾材1~2L

● 30cm水槽
[a]W30×D18×H24cm / [b]水量12L / [c]重量12kg / [c]濾材0.7~1.2L

このように60cm水槽では60kgで大人1人分の重さに匹敵します、水槽の設置場所や水槽台の事も考えておきましょう。

水槽の進化でも紹介しましたが、死角が少なく全体を明るく見る事が出来るフレームレス水槽をお勧めします。

◆ フィルター(濾過装置)を選ぶ

長期間の水槽維持には水槽内の水を循環させて濾過(ろか)する事が必要になります。

水は何もしないで放っておくとすぐに傷みますが、濾過する事で濾過槽にバクテリアが定着して一定期間水を綺麗に保ってくれます。

このバクテリアがしっかりと定着した事を、水槽が立ち上がったとか水槽が出来上がったと言います。そうなるまでに1~3か月くらいは必要ですが、しっかりと出来上がった水槽は水の透明度が格段に違ってきます。

バクテリアについては
生物濾過バクテリアはアクアリウム水槽に不可欠?!
でも紹介しているので合わせてご覧ください。

では実際にどういったフィルターを選べば良いのか、これも水槽のサイズに寄るところが大きく、サイズ毎に沢山の種類が出ています。

簡単な物では水槽に掛けて水を吸い上げ、自然落下させる掛け式タイプや水槽の上に設置する上部式、外部に置いてモーターの力で循環させる外部式など様々有ります。

メンテナンスを考えると、掛け式が簡単に掃除出来て良いのですが、後々水草を植えて二酸化炭素添加までを考える場合は、外部式の方に分があります。

外部式は濾過添機内を密閉出来るので、二酸化炭素を効率良く添加出ます。

掃除に関しても水槽が出来上がってしまえば濾過フィルターの掃除は3~4カ月に一度すれば良いので、是非外部式を使いましょう。

お勧めの外部式フィルター(濾過器)

各メーカーから沢山発売されていますね、いろんなタイプがあっていったいどれを選んだら良いのか悩みますよね。

そんな中で僕のお勧めはやはりエーハイムのクラシックシリーズです。これはフルター底部から飼育水をくみ上げて上部から排出するので無駄なく濾過出来る事と、なんといっても多くのアクアリストに定番中の定番として使われていて信頼性は折り紙付きですよ。

濾材量1ℓのコンパクトタイプ!30cm水槽にはこれがお勧め!

濾材容量2ℓで2211よりひとまわり大きいタイプ。

36cm~45cm水槽におすすめです。

濾過機の中には濾材を入れますが、ここでも水槽の容量と濾材量のバランスが大事な要因となってきます。

一般的には水槽容量の6%~10%を目安に濾材量を選ぶようにします。

30cm水槽で水容量が12ℓであれば、濾材量が0.7ℓ~1.2ℓ入るタイプを選べば良いという事になります。

◆ 照明器具を選ぶ

照明は自然界でいうところの太陽、植物や生体にとっては無くてはならないものです。

なるべく光量の多い物を選びたいところですが、過度に多すぎると苔の原因にもなってしまいます、水槽や水量そして水草の量に合った物を選択するようにしましょう。

照明器具の種類で代表的なものとして、メタハラ・蛍光灯・LEDとあります。

少し前までは60cm以上の水槽では、水量も多く水深も深くなることから光量の多いメタハラ、それ以下なら蛍光灯が定番でした。

最近ではLED照明が技術の進歩により、植物にとって十分に光合成を行えるような製品が増え、LEDの直線的な光の特徴から水深の深い水槽でも問題なく使えるようになりました。

エコの点から言っても、消費電力が低く長寿命のLED照明はこれからの定番となるはずです。

また、器具自体の発熱量が少ない事は、夏時期にはとてもありがたいです。

LED照明紹介

◆ 二酸化炭素(CO2)

CO2の添加は陰性水草が中心のレイアウトの場合は、どうしても必要という訳では有りませんが、出来れば使う事をお勧めします。

一般的にCO2を添加しなくても良いとされるシダ類やクリプトコリネ等も、CO2を使った場合と使わなかった場合では生育状況に違いが現れます。

陽性植物の場合は明らかに違いが現れます。ロタラ等の有茎草やグロッソティ グマ等の前景草を育てる場合は、積極的にCO2添加する事をお勧めします。

CO2に関しては⇒「水草水槽レイアウトに必要な二酸化炭素(CO2)を添加する」でもう少し詳しく触れてます。良ければ合わせてご覧ください。

◆ その他ツール

ハサミ
水草は植えて成長させただけでは、綺麗に揃ってくれません。

かなり好き勝手に伸びてしまいます。

また、有茎草の場合は切る事によってボリュームを増して行くので、増やして密生させるためにハサミはどうしても必要になります。

出来れば水草用の物を用意する事をお勧めします。

細かい部分のカットや、手が届きにくい部分のカットなど用途に合わせて色んなタイプが有るので、幾つか用意すると便利です。

ピンセット
これも、水草を植えたりカットした葉を取り除いたり、苔を取る等色んな場面で活躍します。
ハサミ同様用途別に幾つかのタイプが有ります。

◆ 最後に物ではありませんが、水質について

日本の水道水は中性~弱アルカリ性です。

水草育成には弱酸性が適していますので、水質を弱酸性に傾ける必要があります。

方法として一番簡単なのは、ソイルを使う事。

ソイルの成分が水槽内に溶け出し、水質を弱酸性にしてくれます。

また、ソイルを使う事で水草へ養分補給も出来ますのでより育ちやすい環境を作る事が出来ます。

中にはソイルを使わないレイアウトも有ると思いますが、そのような流木・砂利や砂のみの場合などはレイアウト的に問題ない岩の陰などにソイルを入れて対応も出来ます。

水質は水草の育成と密接な関係が有りますので、是非ともより良い環境を作ってあげたいものです。

◆ まとめ

以上、水槽レイアウトに必要な用品・ツールについてでした。

ご覧のように、近年は製品の技術も進みそれぞれ目的別に多くのタイプが製造・販売されています、価格については嗜好品的な面もありますので高価な物も有りますが、以前に比べ安価な物も増え手軽に始められるようになったと思います。

又、各メーカーや販売店・愛好家によって、水草の生育や熱帯魚の飼育法も高い水準で確立され、ノウハウも蓄積されて来ていますので、始めての方でも安心して水槽レイアウトをライト感覚で始められるのではないでしょうか。

次回は、水草の種類(陰性水草と陽性水草)について触れていきたいと思います。よろしければお付き合いください。


◆案外癒されるアクアリウム映像はこちら

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




シェアする

フォローする

コメント

  1. […] あわせて、はじめてのアクアリム第1弾「自分に合った用品・ツール選び」もご覧ください。 […]