スカーレットジェムってどんな魚?
スカーレットジェム「scarletgem」
学術名:dario dario
原産国:インド
スカーレットジェムは日本では1999年に紹介され、赤い縦縞模様の体長3cm程の小さな魚体は、あまりにも綺麗で泳ぐ宝石とも言われました。
当時は希少価値がとても高く、実際僕も片っぱしからアクアショップに問い合せましたが、見つけられず。
通販で買う事も出来ず結局飼育出来るまで結構な月日がかかってしまいました。
Contents
泳ぐ宝石スカーレットジェム
どうも、スローアクアリウムライフ!にしです。
2016年現在は、固体数も割と安定しそれ程多くは有りませんがショップで見かけるようになりました。
ただし、ショップで販売されているほとんどは色が綺麗な雄♂が多く雌♀の個体数は少な目ですね。
というもの雌♀は赤とライトブルーでは無く同じ種とは思えない程地味な灰色です。
ショップによっては、ペアで購入出来るように販売している所も多くなりましたが見た目の綺麗さから雄♂のみを買う人が多いのだそうです。
そもそも雌♀の個体数が少なく、出回っても雄♂9に対して雌♀1といったところでしょうか。
なかなか雌♀を見る事が少ないので見つけるといつもつい買ってしまいます。
スカーレートジェムを飼育して数年経ちますがこれまでなかなか繁殖せず雌♀を見てはそもそもこれは本当に雌♀なのか?
グッピーのように尾ひれが同じわけでもなく実は別種なのではないか?と疑ったりもしました。
祝スカーレットジェム繁殖成功
ところが、今年の初めくらいからなんとなく雄と雌の距離が近く時々じゃれあうようになり繁殖行動らしき後景を目にするようになりました。
このタイミングで、繁殖用の水槽にペアで移してあげると良いのでしょうが混泳繁殖にこだわっているので、そのまま何もしません。
自然に任せると繁殖固体も減り、下手すると1匹も残らない事も有るので今回ばかりは悩みましたが、生命力を信じそのまま飼育しました。
繁殖行動から3か月過ぎた頃は特に変化も無くやっぱり別けておけば良かったと悔やみましたが今月5か月目に入り水槽の換水をしていたら小さい(5mmくらい)のが2匹と更に小さい(3mmくらい)のを2匹見つけました。
不覚でした、良く観察していたつもりでしたが上手に水草の影に隠れていたのですね。
換水の勢いに驚いて出てきてしまったようです。
サイズ違いがいるって事は、産卵時期もズレていたのでしょう。
それぞれ突然に、ミクロソリウムやウイローモスの隙間から現れてくれました。
産まれてからそれなりの日数が経過していると思います。
5mmの方は既に縦縞模様が出ています。
色は雌と同じグレー。
3mmはまだ模様はないようです、雄雌の判別もつきません。
2018.3追記:その後のスカーレットジェム
スカーレットジェムの繁殖はこれで決まり!やっておきたい5つの事
まだまだ小さい!更に1か月後の様子>> (2016.9更新)
スカーレットジェムの稚魚 元気に育って1歳になりました (2017.4更新)
まとめ
はれてスカーレットジェムの繁殖を確認する事ができました。
ここまで何年掛かったのでしょう。
水槽内で繁殖出来る熱帯魚は、稚魚の内は一緒に泳ぐ他の成魚が天敵となってしまうので混泳繁殖をしていると増えない場合が多いのですが、ネイチャーアクアリウムって言うからには飼育箱とかってなんか違うような気がするんですよね。
水草が茂って流木や石で自然を再現する事で少しずつでも新しい生命が続いて行ければいいなって思います。
販売情報
お近くのショップで見つからない人は
こちらをチェックしてみてくださいね。
posted with カエレバ
コメント
[…] ません、ブラインシュリンプには飛びつきます。 繁殖は難しく無く、気が付いたら水草の影から稚魚が出て来る事が有ります。こちらの記事でも紹介していますので是非ご覧ください。 […]
スカーレットジェムを譲って頂くことはムズカしいでしょうか?
メスがどこにもいません。
ひでさん
コメントありがとうございます。
ブリードを目的にしていないので残念ですがご希望にお応え出来ませんが、文中にも触れたように最近ショップで結構販売されていますよ。
僕の住む新潟でも幾つかのショップで扱うようになったので、きっとひでさんのお近くでも見つかると思うのですが・・・
お近くで見つからないという場合は、新潟市内のウィステリアさんかA.t(あっと)さんではほぼ見る事が出来ますよ。どちらも通販もされているので問い合わせてみてくださいね。
それでは宜しくおねがいします。