水槽の進化

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その昔、日本で水槽といえばタライでした。

タライに水をはり中に金魚を泳がせ、鑑賞する方法が当たり前でしたので金魚は上から眺めて観賞する物でした。

現在アクアリウムといえば水族館にしろ家庭用にしろ、水槽を横から鑑賞する事が当たり前となっていますが、現在ように透明な容器が水槽として登場するまでは上から眺めて楽しむ事が当たり前だったのです。

金魚の体形が、丸く横に広がっているのも上から眺める為に品種を改良していった結果なのだそうです。

池で飼っている錦鯉も同じように、上から鑑賞しますよね。

錦鯉の品評写真を見た事がある方はご存じだと思いますが、頭部を下向き尾が上向きでブルーバックが一般的です。

このように錦鯉も上から見た時の色や柄のバランスが重要。

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Contents

日本におけるアクアリム

ガラスは16世紀には既に日本に伝わっていましたが、一般庶民にはとても高価な物で日常にはまず無かった物だったでしょう。

水槽に使うなどとは誰も考えもしなかったはずです。

※因みに、ガラスはかのフランシスコザビエルが来日に持ち込んだものが最初とされているようです。

当時は家で魚を飼う=タライや壺のような容器でしたので魚を鑑賞する=上から眺めるだったはずです。

そういった背景から必然的に日本古来の観賞魚である金魚や錦鯉(どちらも中国から伝来)は上から眺めて楽しむ為に品種改良されて来たのでしょう。

1800年代中期頃の日本の浮世絵には、金魚鉢に入った金魚を眺める女性の姿が描かれている絵も登場するので、江戸時代の後半には金魚鉢で飼うようになりました。

現在では金魚や鯉を水槽で飼っている人もたくさんいますし、金魚を飼育する時は水槽が当たり前になっているのでそれ用に改良もされています。

水槽の歴史

古い文献によると、中国では2千年前にはガラス製の入れ物で魚を飼っていたとされていますが、近代のアクアリウムとしては1851年のロンドン万博で紹介された水槽が現代のアクアリウム水槽に繋がるのではないでしょうか。

鉄製のフレームにガラスを張り付けた水槽です。

まさしく現代の水槽と同型です。

日本における水槽

日本における家庭用水槽に関しては歴史が浅く1970年代に多くの家庭に普及し始め1980年代にはテレビドラマやCM等のメディアに登場すると、熱帯魚ブームが到来し多くの家庭にアクアリウムが登場しました。

1970年代は玄関に水槽を設置する家が多く有りましたね。

高度経済成長も一段落し所得も伸び、お金を使う余裕が出てきた裕福の象徴といったところでしょうか。

その頃の水槽は、フレーム型水槽が主流でプラスティックや鉄製のフレームで立方体を

作り鑑賞部の前面・側面・奥側面の4面にガラス板やアクリル板を貼り付けたタイプでした。

現在では、フレームを取り払いガラス同士をシリコン素材で張り合わせるいわゆるフレームレス水槽が主流となっています。

フレームレス水槽の利点は、水槽を囲む物を無くした事で死角が無くなり、どの角度からでも水槽内を見る事が出来るようになった事、そして何より障害物が取り除かれて水槽内全体が明るくなりました。

又、ガラスの透明度が依然より良くなり、ガラスを張り合わせるシリコンを極限まで少なくするなど、材質や政策技術の向上で以前よりナチュラルに鑑賞出来る製品が数多く販売されていますが、進化は未だ過程の段階と言えるのでは無いでしょうか。

5年後10年後にはまた今とは違う水槽が登場するのででしょうか。

まとめ

アクアリウムの発祥はヨーロッパで、少し前まではどうしても外国製品が主流でしたね。

しかし、ここ20年程アクアリウム製品における日本製ブランドの進歩には目を見張るものが有ります。

カテゴリーによっては世界基準になりつつある製品やメーカーが台頭して来た事もお伝えしたいと思います。

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