深緑のボルビティスを茂らせて水槽に森を作るよ!Bolbitis forest!!

シェアする

ボルビティス ヒュディロティは深めの落ち着いた緑色がとっても印象的な陰性水草ですね。

ミクロソリウムやアヌビナスと並び陰性水草の御三家として中景に良く使われ、流木から垂れ下がるように成長する様はとても味わい深いですよね。

僕もこのボルビティス良く使います、理由としては先ず育て安いこと。

他の陰性水草同様に根付くまで時間は掛かりますが、しっかり活着すると陰性とは思えないほど盛んに葉を展開します。

加えてアヌビナスやミクロソリウムに比べ苔が着きにくく、シダ病にも罹りにくい
ように思います。

何と言っても、この濃い緑色は他の水草では代用出来ないですよね。

生い茂るとジャングルの中にでもいるようなそんな錯覚さえ覚えそうです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




癒しのミニ水槽はこちらをどうぞ↓

Contents

ボルビティスってどんな水草?

学名:ボルビティス ヒュディロティ [Bolbitis heudelotii]

別名:アフリカ ミズシダ

分布:アフリカ

そうなんです、これアフリカに自生している水草なんですね。

アフリカっていうと砂漠とかライオンが闊歩している荒野を思い浮かべますが、水草が生える地域や環境も有るのですね。

このボルビティス水上葉も展開するのは、乾季に渇水しても生き延びてきたからなんでしょうか?

ここで一つ疑問が生じます、熱い地域の水草の割には夏の高水温に弱いのはなぜ?

それについては今度じっくり調べる事にします。

ボルビティスの植栽方法

先ずボルビティスは石や流木に活着させて使う事が多いです。

ソイルなどの底床に植えても育ちますが葉の形状やサイズ・成長後の姿を考えると中景に活着させる方がより自然に見えますね。

実際の活着方としては、最初に葉を全部切り落とし根だけを石や流木に巻き付けます。

せっかくの葉を切り落とすのは勿体無い気がしますが、ショップで販売されている物の多くが水上葉で栽培された物を仕入れているのでレイアウトの際は切ってしまってかまいません。

ショップによっては水槽内で水中葉を栽培している場合も有るので、店員さんに聞いて
みても良いでしょう。

どちらにしても根だけにしてしまった方が流木や石に付けやすくなるので、ここは思い切って根だけにしてしまいましょう。

早ければ1カ月程で活着して新芽を展開し始めますよ。

ボルビティスの維持管理

最初にも紹介しましたが、ミクロソリウムやアヌビナスと同じで陰性水草です。

という事は成長が遅く葉に苔が付いたり、高水温(28℃以上)には弱くシダ病に罹るのでそれぞれに気を付ける必要が有りますね。

苔については、元気が良い新芽には付きにくいので、古くなった葉からトリミングする事である程度防げます。

また、通水性を良くしてあげる事でシダ病から守る事に繋がるので、適度にトリミングするようにしましょう。

しっかりと活着していれば直ぐに新芽を展開をし始めるので、思い切ってトリミングしても大丈夫ですよ。

逆にトリミングしないと新芽の展開が遅く、老いた感じになってしまうので全体的にボリュームが出た後は頻繁にトリミングする事をお勧めします。

古い葉と新しい葉の見分け方は葉の付け根部を観察すると解ります。

古い葉は付け根が新芽に比べて黒っぽくなるので、トリミングはなるべく古い葉からするようにします。

※こんな風に根元が黒っぽくなります

尚、苔についてはこちら

アクアリストを悩ませるコケ対策!コケが生えない水槽7か条でもう少し詳しく触れてますので合わせてご覧ください。

二酸化炭素(CO2)と照明について

基本的に二酸化炭素(CO2)や高光量が無くても育ちますが、このボルビティスはCO2を添加しての高光量下では成長のスピードが速く大型化します。

僕の場合はミニ水槽(現在30cm水槽)で栽培しているので大型化されては困ります。

という事でCO2の添加は無し、30W程度の蛍光灯という環境下で育てています。

大型水槽で育てている人は気にしなくて良いと思いますが、大きくしたくない場合はCO2を添加しない方が良いと思います。

また、CO2を必要とする有茎草やグロッソティグマなどと一緒の場合はどうしても大型化するので、全体のバランスを崩さないよう間引いてあげる必要が有りますね。

ボルビィズフォレスト動画

まだ成長途中ですが、ボルビティスの映像をご覧ください。

1, ボルビティスの森 進行中 vol1
2, ボルビティスの森 進行中 vol2

まとめ

今回は、陰性水草の中でも特に好きなボルビティスについて紹介をさせてもらいました。

文中でも紹介しましたが、この濃くて鮮やかな色合いは他の種類では代用出来ないなんとも
味わい深い所が個人的には気に入っています。

葉の形が独特で存在感が有る分、他の水草との調和が難しいと感じる事も有ります。

が、以外とどんなレイアウトにも馴染むので、使った事が無いという人は是非一度取り入れてみてはいかがでしょうか。

それでは「ボルビィズフォレスト」が完成したら
また報告させてもらいますね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




シェアする

フォローする