スカーレットジェムの繁殖はこれで決まり!やっておきたい5つの事

シェアする

以前スカーレットジェムの繁殖について紹介させていただきました。

これですね↓
泳ぐ宝石スカーレットジェムは水草水槽で自然繁殖しますよ

この頃はブログを立ち上げたばかりで、更に初心者だったのでけっこうメチャメチャな構成の文面だったのですが・・・・

ただスカーレットジェム繁殖に皆さん興味を持っていただいて、多くの方から当ブログをご覧いただきました。

ありがとうございました。

その後約2年程経ちいったい我が家のスカーレットジェム達はどうなっているのか。

そして、繁殖記録や普段の飼育方法などなど前回よりもなるべく詳しく紹介たいと思いますので良ければお付き合いください。


◆前回紹介した稚魚もそれなりに立派に育ちました。オスです!


同時期に産まれたメス(左)と次およそ半年後に産まれたおそらくオス

スポンサーリンク
スポンサーリンク




癒しのミニ水槽はこちらをどうぞ↓

Contents

スカーレットジェムってどんな熱帯魚?

いつもご覧いただきありがとうございます。

スローアクアリムライフ!にし!です

先ずはスカーレットジェムについて

原産はインド、日本では1999年に泳ぐ宝石と紹介されました。

当時はとても希少価値が高く、一部のショップでしか扱ってなくて1匹で数千円の値が付く個体までいました。

現在では、流通量も増えアクアショップや通販で苦労無く購入出来るようになり、価格も1匹400円~1000円程と安定しています。

サイズは成魚でも3cm程にしかならない魚体です。

オスはコバルトブルーに赤の縦じまで背びれと胸びれが上下に大きいのに対してメスは灰色に薄い縦じまで全体的に丸みを帯びた体形です。

※興味のある方はこちら↓で購入出来ますよ

スカーレットジェムの生態

スカーレットジェムは、基本的に群泳はしません個で行動します。

逆に近づく者を追い払う場面を良く見ます。

それぞれが縄張りを持ちお気に入りの場所に居着く感じですね。

なので縄張り確保の為にも、初めから大量に飼育する事は避けた方が良いでしょう。

また、それぞれの隠れ家となる水草や流木か石は必ず水槽に入れるようにします。

現在のスカーレットジェム達

前回の報告以降にあと1世代増えました。

始めはオス2匹にメス1匹からでしたが、今ではオス4匹とメス4匹に増えました。

ただし、初めのオス2とメス1は既にいなくなっているのでこの水槽で生まれた計8匹が残っている事になりますね。

尚、ショップなどで購入した生体については生後どれくらい経過しているのか不明なので何とも言えませんが、1年から1年半程でいなくなる事が多いですね。

水槽データ

サイズ:36cm水槽(W=36,H=26,D=20)

照明:ADAアクアスカイ361(1日に8時間点灯)

濾過機:エーハイム2213

使用水草:
アヌビアスナナ・プチ
ミクロソリウム本ナロー
ウィローモス

CO2添加:有り 3秒に1滴

使用素材:山谷石、流木

底床:ラプラタサンド、ソイル(アマゾニア)

混泳生態:
スカーレットジェム
グリーンネオンテトラ
ファイヤーテトラ
ヤマトヌマエビ、石巻貝

この水槽は立ち上げから3年以上経過していて、最初の繁殖確認までに1年半程かかりました。

スカーレットジェムの産卵行動

一度だけ産卵シーンを見る事が出来ましたがあっと言う間に産み落としてしまい、はっきりしませんがオスがメスに巻き付くような行動の直後にメスが白い玉を産み落とす感じでしたね。

印象としてメスの魚体の割に大きめの卵でした。

その時の他の魚達の動きがいつもと明かに違って産卵行動をしている2匹の周りに、いつもだとたえず泳ぎ回っているファイヤーテトラが静止して何かを伺っているようでした。

その時は映像に残せなかったのですが、先日同じような場面が有ったので撮ってみましたよ。
こちら↓
スカーレットジェム産卵か?!水槽内がいつもと違う!!

水槽の環境やメンテナンス

このスカーレットジェムは、水質や環境にはさほどうるさく無く、普通に熱帯魚が飼える環境下で問題無く育ってくれますよ。

水質も一般的な弱酸性の淡水で問題ありません。

時々、「汽水飼育ですか?」とご質問をいただく事が有りますが、そんな事は有りません。

実際我が家では、淡水でph6.8位です。

ただし水温が高くなる夏は、草や物陰でじっとして動かない事が多く、体色も良くないので水温には気を付けた方が良いようです。


出来れば24~26℃がベスト

その他メンテナンスに関しても、特別な事はしませんもっぱら週1回の水換え2/3と3カ月に1度の濾過機掃除にバクテリアを追加する程度で十分に飼育・繁殖出来ます。

餌について

実はスカーレットジェムを育てるうえで、一番苦労するのが餌ですね。

色々と試してみましたが、ショップで販売されている一般的な乾燥餌はいっさい食べてくれません。

粒状でもフレーク状でもどれも駄目でした。

乾燥ミジンコや乾燥アカムシに一応興味は示しますが食べる事はまずありません。

餌は断然ブラインシュリンプが良い

ブラインシュリンプを孵化させてあげたところ待ってましたとばかりに飛びつき、他種の魚と同じくらい驚く早さで追いかけます。

ブラインシュリンプを追いかける様子をこちらでご覧ください。↓
ブラインシュリンプ捕食の様子

ブラインシュリンプについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので合わせてご覧ください。↓
熱帯魚の餌に困ったらブラインシュリンプをあげてみましょう

混泳!一緒に泳ぐ熱帯魚

スカーレットジェムは基本的に低層や物陰でじっとしている時間が長いので、攻撃的で無く同サイズ程度の生態なら一緒に飼育して特に問題有りません。

我が家では、ファイヤーテトラとグリーンネオンテトラと混泳させています。

まとめ

今回はスカーレットジェムの繁殖その後や生態などについて紹介させてもらいましたが、いかがだったでしょうか。

結果的に繁殖は、水草が生い茂る水槽内で有れば特に神経質に飼育する必要も無く、割りに簡単に出来ると思います。

ただし、その水草に卵を産み落とすので頻繁にレイアウト変更やリセットをすると繁殖の邪魔をする事になってしまいます。

実際に我が家の水槽は、3年程リセット出来ずにいるので、スカーレットジェムを育てる際には長期的にゆっくりと楽しめるレイアウトを考えると良いのではないかと思います。

それでは、スローアクアリウムライフ!にし!でした。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




シェアする

フォローする