ミニ水槽でも流木や石を使って水草にもこだわってレイアウトしたいけど給排水のストレーナーやヒーターの位置を考えながらとなると、水槽のサイズ的に結構制限されますよね。
飼育水循環系のパイプはどうしても必要だけど、ヒーターはどうにかならないかいつも悩んでいますが、皆さんはどうでしょう。
最近はサイズが小さい物や、縦に入れられるヒーターも有るので前よりは目立ちにくくなりましたが、それでもそれなりにスペースを確保しなくてはいけませんね。
という事で、今回は水槽にヒーターを入れずに水槽内をなるべくスッキリさせるアイテムを使ってみたので紹介させてもらいますね。
Contents
ゼンスイ「TEGARU」
いつもご覧いただきありがとうございます。
スローアクアリウムライフ!にし!です。
前から気になっていたこのゼンスイさんの「TEGARU」という商品。
夏はクーラー、冬はヒーターとオールシーズンを一台でまかなえる今まで有りそうで無かった一品ですね。
とうとう買ってしまいました。
実は夏に購入を考えたのですが、金額が2万円程で僕にとっては少し高めなのと夏のクーラー
にはあまり魅力を感じなかったので見送りました。
夏場の水槽冷却としては、空冷ファンで凌ぎます。
というのもミニ水槽を幾つか同時に管理するのでそれぞれにクーラーを設置するのはちょっと現実的ではないのですね・・・。
ヒーターは夏前5月頃に取り出して秋9月後半に取り付けます。
テトラ26℃ミニヒーター
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最近では、テトラさんのこれを使っていましたが、縦に設置出来るのでミニ水槽にはこれも重宝していました。
「TEGARU」開けてみました
以外とシンプルで水槽周りがゴチャゴチャしなさそうなのは有りがたいです。
本体・電源アダプター・ホース・説明書・ホースの太さを変換する異径ジョイント(内径12mm⇔8mm)とホースクリップ。
本体が小さいのには驚きました
手のひらに乗る程のサイズです。
小さいとは聞いていましたが実際に持ってみるとそのサイズに驚きです。
ミニ水槽の脇に置いても邪魔にならないサイズですね。
設置してみます
先ずこの「TEGARU」はポンプを内蔵していないので単体では使う事が出来ません。
外部に水中ポンプを付けるか、もしくは外部フィルターの途中に接続するかのどちらかですね。
僕はエーハイムの2213の排水側に設置します。
説明書にも書かれていますが、製品箱にも使用例として外部フィルターを使う場合は排水側に取り付けるよう指示されています。
給水側だと水槽内のゴミを直接本体に入れてしまうので、クリーンな排水側に付けるって事ですね。
ご覧のように付属のホースとエーハイムのダブルタップを取り付けます。
付属されているホースは内径8mmですが柔らかい素材なので、異径タップを使わずに12mmダブルタップに付けられましたよ。
これで配管処理出来ました。手前が2213の排水側に奥が水槽内に繋がります。
稼働させてみました
配管後に通水を確認して電源オンしてみました本体に表示される数字は現在の水温ですが、コンマ何度まで表示出来ないので水温計とは若干の誤差が有るようです。
あまりに誤差が大きい場合は本体の設定で修正出来るようですが、取りあえずこのまま使ってみる事にします。
また、目標水温の設定も簡単で本体温度表示の左右どちらかの↑↓ボタンを長押しして設定します。
冬場なので、取りあえず26℃に設定して動作開始します。
動作は目標温度のマイナス1℃位で動き始めますこの時期はヒーターなのでマイナス時点で動作しますが、夏場はプラス1℃位で動き始めるはず。
気になる動作音ですが、思ったよりも静かで夏のクーリングファン程度ですね、寝室に設置しましたが特に邪魔にはならない程度です。
僕的に気になる点が一つ・・・
常に水温が本体に表示されているのは有難いのですが、この表示が明る過ぎて眠れない事です。
この点に付いては個人差もあるので、気にならない人にとっては特に問題なさそうですが、取り合えず僕の場合はスモークのプラ板を張り付けて対処しました。
前の画像と比べてみるとやはりヒーターレスはスッキリしてますよね。
まとめ
今回は少しでも水槽内からレイアウトに不要な物を取り除ければと、ヒーターレス化の為にゼンスイの「TEGARU」を使ってみました。
とにかく水槽内をスッキリ出来たので大満足。
スペースが少ないミニ水槽のレイアウトの幅を広げられたので取りあえず◎ですね。
今後は長期的に使ってみてメンテナンス面や耐久性等じっくりと観察してみたいと思います。