初心者の水草水槽レイアウト!ミニ水槽におすすめの熱帯魚

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ミニ水槽に合う熱帯魚は?

熱帯魚をショップで選ぶの大変ですよね。

大きなショップほど多くの熱帯魚を扱っているので、目的の魚が決まっていない時はあちこち目移りして、何時間も水槽の前をうろうろしたりしてね。

それはそれで楽しいひと時ですが、出来ればレイアウトや水槽サイズに合わせた魚を前もってある程度決めておいた方が良いのではないでしょうか。

こんにちは、
スローアクアリウムライフ!にしです。

なんとなく購入してやっぱり合わないなんて事がないように、ミニ水槽に丁度良い熱帯魚を独断と飼育歴などから紹介したいと思います。

皆さんのレイアウトに活かしていただければと思います。

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Contents

熱帯魚の群泳

熱帯魚は小さな魚を多く入れて群泳させるか大きめの魚を数匹または1匹だけ入れての飼育になると思います。

それぞれに特徴がありどちらが良いのかは好みで別れるところですが、僕の場合どちらかと言えば小さい魚を群泳させる事が多いです。

群泳は魚の危機回避行動だと思われます。

水槽内は脅威となる敵が少ない為、投入当初は群泳していたが慣れるとしなくなる傾向にあります、特に水草が生い茂る環境下の場合隠れやすい為かその傾向が強いようです。

逆にいえば隠れる場所が少ないレイアウトの場合は魚同士が集まるようです。

また人為的にプレッシャーを与えた場合もこの危機回避群泳するので、撮影時に適度にプレッシャーを与える事も有りますがあまりお勧めできません。

それでは、ミニ水槽に最適と思われる熱帯魚を紹介させていただきますね。

◆グッピー

熱帯魚と聞くと多くの人が最初に思い浮かべるのがこのグッピーですね。

とても丈夫なので初心者でも安心して飼育出来ます。

また、品種も多く画像のブルーグラス系をはじめ、赤・オレンジ・黄色・黒・白と色彩も豊富に揃っています。

世界中の愛好家によって品種改良が繰り返され、今も新種が出続けています。

サイズは、大きくなると5cm程になり繁殖力も旺盛で水草が茂った環境下では特に飼育箱を使わなくても増えてくれます。

ミニ水槽では2ペアくらいから始めるとちょうど良いでしょう。

◆アカヒレ

中国原産のコイ科で昔から親しまれています。

とても丈夫な品種で水質や水温にうるさくないのでコップに水を入れただけでも飼育する事が出来ます。

成長すると5cm程になるのでミニ水槽では入れすぎに注意が必要です。

また、繁殖も盛んに行い割に容易です。

同種に体色が金系のゴールデンアカヒレが居ますが、こちらもアカヒレ同様に飼育出来て入門用としてだけでなく観賞用としてもとても見栄えする魚です。

◆カージナルテトラ

ネオンテトラに似ていますが、お腹の部分がより赤く鮮明で群泳させるととても綺麗な品種です。

丈夫でどんな餌でも良く食べるので入門者でも安心して飼育出来ます。

こちらも成長すると体長5cm程まで成長し体高が有る姿になるのでミニ水槽では入れ過ぎに注意が必要です。

繁殖については他のカラシン系同様困難です。

◆グリーンネオンテトラ

カージナルテトラやネオンテトラに似てお腹が赤い個体もいますが、ブルーのラインが尾びれまで繋がっている事で見分けられます。

また、飼育して行くうちに赤みが取れブルーからグリーンが濃くなって行き深みのある落ち着いた色彩に変わります。

そうなるとカージナルテトラとは別種とはっきり分かります。

何と言っても成長しても3cm程なのでミニ水槽での群雄に適しているのではないでしょうか。

出来れば10匹以上投入したいのですが、難点は価格がネオンテトラの数倍で販売されている事です。

また繁殖は困難です。

グリーンネオンテトラについては、グリーンネオンテトラはミニ水草水槽にちょうどヨイ!【群泳・混泳・繁殖】こちらで更に詳しく紹介していますよ。

ミニ水槽でグリーンネオン映像はこちら

◆ファイヤーテトラ

最大でも3cm程度にしか成長しない為ミニ水槽で安心して多めに飼育出来ます。

可能でなら10匹以上をまとめて飼育する事をお勧めします。

適度に群泳してくれ水草とのコントラストがとても綺麗です。

若い頃の体色は薄い透明がかったオレンジですが、飼い込むうちにオレンジ色が濃くなって緑色の中でとても映える存在になります。

水質や餌にもうるさくなく比較的丈夫なので長く飼育する事が出来ますが、繁殖は困難です。

ミニ水槽でファイヤーテトラ映像はこちら

◆ゴールデンテトラ

名前こそゴールデンとついていますが体色はシルバーに濃いブルーのラインです。

水草の緑にシルバーのコントラストはとてもクールで映えます。

サイズ的にはカージナルテトラと同等で4cm程度まで成長するので、ミニ水槽で飼う場合は入れ過ぎないよう気を付ける方が良いです。

飼育は丈夫なので入門者にも安心してお勧め出来ますが、とにかく臆病で水槽前に人が現れただけで石などの物陰にすぐ隠れてしまいます。

◆ボララスブリジッタエ

とにかく小さく成長しても2cmに満たないので20cm以下の超ミニ水槽レイアウトにも重宝してくれます。

とにかく魚体が細いので、10匹以上なるべく多くまとめて飼育すると見栄えがしてとても綺麗です。

体色は飼い込むうちに赤が鮮明に現れ、濃いブルーのラインと相まって幻想的な個体になります。

割に丈夫ですが、若い頃は敏感ですので購入直後やサイズが小さいうちは水質の変化には特に気を付けるようにしましょう。

餌は何でも食べてくれますが、栄養価が高い物ほど体色が良くなってきますので厳選した方が良いですよ。

◆ホラタンディア アテコレリー

コイ科の小さな品種で、サイズは成長しても4cm程度なので、ミニ水槽には最適な個体です。

体色は透明からシルバーの間くらいですが、飼い込むと緑色が鮮明になり水草に溶け込む感じがとても良いです。

価格は割に安価ですが、個体数が安定しないようでなかなかショップで会う事が出来ない品種です。

僕の一押しで、こちらのページでも紹介しています。

現在飼育4カ月目で緑色が綺麗に成長してくれました。

◆スカーレットジェム

泳ぐ宝石と言われ、一時期幻の魚としてなかなか手に入らなかった品種ですが、近年は個体数も安定して豊富とまでは行きませんが、ショップで見る事が出来るようになりました。

サイズは成長しても3cm程なのでミニ水槽にもぴったりのサイズですが、自分のテリトリーを守るような行動を見せ同種をたくさん飼育すると喧嘩をします。

群泳するタイプでは無いので、少数での飼育が良いと思います。

餌には割にうるさく、一般的な乾燥タイプはあまり食べませんブラインシュリンプには飛びつきます。

繁殖はさほど難しく無く、気が付いたら水草の影から稚魚が出て来る事が有ります。

繁殖については、泳ぐ宝石!スカーレットジェムは水草水槽で自然繁殖しますよと更にスカーレットジェムの繁殖はこれで決まり!やっておきたい5つの事で詳しく紹介していますので興味のある方はご覧ください。

◆ゴールデンハニーレッド・ドワーフグラミー

ここまで紹介した小型魚よりは大きく、ミニ水槽では多くても4匹程度の飼育が適量数ではないでしょうか。

黄色からゴールドや赤といった鮮やかな個体なので、数匹でも十分に存在感が有り水草の中でとても映えます。

丈夫なので入門用としても最適で、繁殖も容易に出来ますが、繁殖期以外は雄雌の区別が付けにくいです。

繁殖期に入ると雄の喉元辺りが黒くなるので見分ける事が出来ます。

繁殖は浮草か水面まで伸びた水草に、泡状の卵を産み付けます。

普段は温和な品種ですが、産卵後の雄は攻撃的になり他の魚を追い回すので、混泳させる場合は小型カラシンなど比較的おとなしい品種を選ぶと良いと思います。

少し変わった生体

◆ミクロスパイダー・クラブ

ミクロスパイダー・クラブ
近年タイから輸入されるようになったicon体長が1cm程にしか成長しない、小さな淡水蟹です。

ずっと水中で生活をするので、水草レイアウト水槽での飼育が可能です。

ただし、繁殖や食料やその他については未だ不明な事項が多く、謎が多い固体です。

飼育をしてみて分かった事は、とりあえず夜行性である事、日中は何処かに隠れて見る事は少ないのですが、夜間照明が点いていても現れ忙しく動き回っています。

餌はブラインシュリンプを投入すると活発にハサミを動かすので捕食しているようです。

いつでも鑑賞したい場合は、石や流木などのアイテムを入れないシンプルな水草だけのレイアウトの方が良いでしょう。

まとめ

ミニ水槽で是非飼ってみたい熱帯魚についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

熱帯魚は紹介した他にもまだまだ沢山存在してますし、ミニ水槽限定という事もあり若干の偏りもありますが、飼育歴が有るもしくは今飼育している品種を中心に紹介させていただきました。

最後に、水槽レイアウトではどうしても水草の種類や、レイアウト構図にばかりに意識が行ってしまいがちですが、そこに暮らす魚を含めたトータルでバランスを考えるようにしましょうね。

それでは長文にお付き合いいただき有難うございました、皆さんの熱帯魚選びの参考にしていただければ幸いです。


◆案外癒されるアクアリウム映像はこちら

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コメント

  1. […] はじめての水草水槽レイアウト ミニ水槽にぴったりの熱帯魚 […]