アクアリウムセラピー
最近地元の新聞で近年病院や老人福祉施設
などで、アクアリウム水槽を設置する施設
が増えたと紹介されていました。
泳ぎ回る魚や水流に揺れる水草を目で追う
だけで癒されたり安らぎを感じるそうです。
また、アルツハイマー症の患者さんの
症状が緩和されたという報告もされているようです。
そういえば以前仕事で行った病院のロビー
にも青々と水草が成長して、熱帯魚が
泳ぎ回っている水槽を飾っていましたが
そういう効果をもたらしていたのですね。
確かに、我が家の水槽ですら何気なく
眺めているだけで癒されている事に
気づく事があります。
魚や水草を見たりメンテナンスを
していると、無になれ日頃の心の疲れ
のようなものから解放されるのでしょうか。
学術的な理由はわかりませんが、
少し大袈裟に言うと人の本質的な部分に
訴えるような原点に回帰するような
感覚になるのではないでしょうか。
海のさざ波や川のせせらぎに人は
和みや安らぎを感じると言いますが、
やはり水や自然にはそういった効果が
有るのでしょうね。
僕がアクアリウムを始めたきっかけが
そこにある訳ではありませんが、
無意識の領域でそんな癒しを求めて
いたのかも知れません。
スローライフが叫ばれて久しいですが
忙しい世の中だからこそそんな空間や
時間があっても良いのではないか。
生活の為・仕事の為・地位の為・・・・
そんな事を卓越した生命としての
根の部分を自分自身アクアリウムを
通してもう考えるきっかけになれば良い
なんて思ったりもします。
新聞記事からアクアリウムに
そんな効果が有ると教えられました。
もちろん癒しを感じる部分は
人それぞれで、犬や猫などのペットにも
ベランダや庭で咲いている草花にも
同様の事が言えると思うので、
読んでいただいている方に押し付ける
つもりはありませんがアクアリウムや
自然にそんな一面もあると思っていただけるとありがたいです。