突然ですが、ミニ水槽にこだわる理由
いつもミニ水槽にこだわって紹介をしていますがこれには僕なりの理由が有ります。
決して大きな水槽が嫌いという訳では有りません、ADAのNAギャラリーには何度も行きその度に大きな水槽にはいつも感動させてもらっています。
こんにちは、
スローアクアリウムライフ!にしです。
この「NAギャラリー」以前は自由に写真撮影出来たのですが、いつからか禁止となってしまいました。
少し残念ですが撮影に時間を使うより生で観察した方が実際のところ参考になりますね。
まあ僕が撮るような素人写真を後から見ても今一な事多いですから……
なんと言ってもADAプロデュースのレイアウト水槽群を一気に見られるのはNAギャラリーだけだし、限られた時間写真撮ってる場合じゃ無いよって天野さんからのメッセージなのかもしれませんね。
Contents
ミニ水槽にこだわる理由
僕がミニ水槽にこだわるわけは、実はこのNAギャラリーが影響してます。
勘の良い方はもうお解りだと思いますが、部屋に違うタイプのレイアウト水槽を幾つも置きたいという理由からです。
部屋に色んな水景が有るっていいですよね、二酸化炭素器具を揃えた物から超ミニサイズのボトルアクアまで、それこそ花を飾る感覚で魚が入っていなくてもそれなりに部屋を華やかに演出出来ますね。
ミニ水槽の定義
人によってミニ水槽の定義は色々です、60cm水槽までをミニ水槽と言う人もいれば45cmまでと言う人もいます。
僕の場合は36cm水槽までをミニ水槽としています。
ちなみに60cm水槽
(W=60,H=36,D=30cm)ですと、
水容量が60リットルで重量が約60kgとなり、大人一人分くらいの重さです、それだけの重量ですから設置場所もしっかりとした専用台が必要になります。
それぞれの住宅事情で違うと思いますが、我が家で60cm水槽はデカイし重いという事で、勝手ながら36cm水槽までをミニ水槽とさせていただきます。
ミニ水槽のメリットとデメリット
ミニ水槽にも大型水槽にも管理して行く上でそれぞれにメリットとデメリットが存在します。
日常の水槽管理では特にデメリット部分に気を付けるようにしています、これからミニ水槽をお考えの方は是非こちらを参考にしていただければと思います。
ミニ水槽のメリット
1、軽い
最近では、超ミニ水槽もあり軽量で薄型の物などは机の上に置く事も出来て、PCやオーディオの隣に設置しても良いです。
ただしその際は機器に水がかからないよう気を付けましょう。
30cm水槽(W=30,H=24,D=18cm)では
水量12リットル・重量約12kg+水槽単体の重さとなり頑張れば持てます。
もちろんですが、水漏れなどの事故に繋がるので水を張った状態で水槽を持ってはいけませんよ。
2、水の交換が手軽
36cm水槽(W=36,H=26,D=20cm)では
水量19リットル・重量約19kgとなり、全ての水を交換したとしてもバケツ1杯で事足ります。
20cm水槽(W=20,H=20,D=16cm)では
水量6リットル・重量約6kgなので、それこそ大きめの水差しでできてしまいす。
3、同時に複数個の水槽管理がしやすい
この理由が一番です、幾つも水槽があると部屋を華やかに飾れる事はもちろんですが、複数個を同時に管理する事でレイアウトに必要な技術の上達も早いはずだし、違う種類の水草を多く扱えるのでそれぞれの特徴を同時に覚えたりも出来ます。
熱帯魚などの生体についても同じだと思います。
といった具合に、とにかく日常の管理にそれ程時間を掛けなくて済む手軽さがミニ水槽の良さで、ちょっとオーバーに言えば気に入らない時は簡単にリセットも出来て、どんどん新しいレイアウトに挑戦しやすい所が最大の魅力だと思います。
ミニ水槽のデメリット
1、水質の変化に敏感
水量が少ない分、ちょっとした水質の変化でも致命傷となる可能性が有ります。
アクアリストにとって避けたい事に水質の悪化があげられます。
見た目はとても綺麗だと思っていた水が実は病気が蔓延していたなんて絶対に避けたいですが、水量が少ないミニ水槽はその蔓延するまでのスピードが早く、気が付いたら時既に遅しとなるリスクが有ります。
只し定期的に換水と掃除をしていればそれ程神経質になる必要も有りません。
更に時々水質を検査する程度で大丈夫だと思います。
2、水草や生体のサイズを厳選しなくてはいけない
ミニ水槽レイアウトを作る上で、水草や熱帯魚が成長した後のサイズを考えずに入れてしまうと、後々アンバランスになってしまう。
これについてはこちらの記事も一緒にどうぞミニ水槽にぴったりの熱帯魚
3、配管部品配置場所の確保が難しい
給水・排水パイプやエアレーションに二酸化炭素デュフューザーやヒーターと水槽内に設置する器具の配置場所には悩みます。
最近ではミニ水槽用の小さい製品が多く販売されているので、いろいろ探してみると良いですよ。
4、水槽の数だけ照明やフィルターなどの器具が必要になる
これはミニ水槽に関わらず、幾つも水槽を設置する際に誰もが気になる点だと思います。
水槽1個より複数個設置した方が、照明・フィルター・ヒーターなどの器具をそれぞれに使うので、設置する水槽の数だけ製品を用意する費用とそれぞれに電気料金が掛かります。
気になるところではありますが、最近はLED照明の普及が進み製品価格も以前より下がった事と、何よりもLEDなので使用電力も少なく済ませられるようになりました。
またミニ水槽用の器具はそれぞれ大型水槽用の物に比べ安価で済ませる事が出来ます。
まとめ
以上ミニ水槽で水草水槽のメリットとデメリットについて紹介しましたが、いかがでしたか。
ミニ水槽でレイアウトをしてみたいという人には参考にして頂けたでしょうか?
文中にも書きましたが、ミニ水槽を設置する利点は何といっても複数個置ける事、それも予算的にも時間的にもそれ程負担が無く、のんびりと管理出来る点では無いでしょうか。
スローアクアリウムライフを送る僕には今のところ丁度良いライフワークとなっています。
またこの記事については、同じ内容でも管理する人によってはメリットだったりデメリットだったりと、意見が別れる個所も有るかも知れませんが、これまでに幾つかの水槽管理をして来た上での、僕個人の主観で紹介させてもらってます。
皆さんの違ったご意見や感想などこちらへどしどしお送りください。