熱帯魚の餌に困ったらブラインシュリンプをあげてみましょう

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皆さんは熱帯魚にどんな餌をあげていますか?

「熱帯魚には何をあげたら良いか迷っている」って人結構いるのではないでしょうか。

僕も長い間試行錯誤している一人です。

一度でも餌を選んだ事がある人はご存じだと思いますが、各メーカーから魚の種類毎に販売されていて、それこそ一棚全部餌コーナーなんてショップも珍しく有りませんよね。

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多種多様で多彩な熱帯魚フード

そんな餌コーナーには金魚用やメダカ用、熱帯魚ではグッピー用やテトラ用、はたまたエビ用まであり、餌自体のサイズに違いがあって粒状やフレーク状やタブレット型まで有ります。

また特性としてずっと浮いているものや直ぐに沈んでしまうものと多種多様です。

そこにある全部を試せれば良いんでしょがなかなか難しいわけで、これ本当に悩んでしまいますね。

自分が飼っている生体用を購入すれば良いって事なんでしょうが、一つの水槽に混泳させている場合などそれぞれ用に餌をあげても食べ分けてくれるはずも有りません。

当たり前ですね。

それに泳ぎが早い魚・遅い魚が混泳している場合などは当然泳ぎの遅い魚は餌にありつけません。

沢山あげれば良いのでしょうが、水槽内に残されてしまうと後々水質の悪化に繋がるので、あげる量はなるべく少なくしたいところでもあります。

我が家の一つの水槽には「スカーレットジェム」と「ファイヤーテトラ」「グリーンネオンテトラ」を混泳させていますがスカーレットジェムは多くの時間低層でじっとしているのにファイヤーテトラ、グリーンネオンテトラはたえず泳ぎ回っています。

なので餌をあげてもスカーレットジェムが食べる前にファイヤーテトラやグリーンネオンが食べ尽してしまいます。

どうすればスカーレットジャムに餌をあげられるのか悩みの種となっていました。

どんな魚も喜ぶブラインシュリンプ

ある時ショップの店員さんから、ブラインシュリンプをあげてはどうかとアドバイスをもらいました。

ブラインシュリンプは、ヨーロッパや北アメリカの塩水湖に生息する甲殻類のエビでアルテミアの一種です。

乾燥耐久卵を塩水で戻すと、24時間程で孵化する体長1ミリもない小さな小さなエビで生餌としてあげる餌です。

観賞魚愛好家には古くから、海水魚淡水魚どちらでもどんな魚も喜んで食べる生餌として愛用されて来ました。

昭和40年代には生きた化石を自宅で孵化させ飼育する「シーモンキー」として販売され人気になった事も有ります。

ブラインシュリンプは生きた状態で水槽へ投入するので、自分で泳ぎ回り水槽の隅々まで行き渡りどんな魚達にもあげる事が出来ます。

またどの魚達も目の色を変えて追い回し捕食します、動きの遅いスカーレットジェムも驚く程のスピードで追い回してしっかりと食べてくれました。

更に餌をブラインシュリンプに変えてからは魚達の体色も鮮やかに発色するようになりました。

ブラインシュリンプを食べる魚達の映像です

ブラインシュリンプを食べる魚達の映像 2

ブライン孵化方法

僕が孵化に使うのは、このハッチャー24というニチドウのブラインシュリンプ専用孵化器です。

このように水道水を入れますが、この後塩とエアーストーンなど器具も入れるので印刷されている規定水面より少し下になるようにします。


↑これがブラインシュリンプの卵。

僕の場合ですが、小型水槽を4つで小型魚が40匹程ですので1回の孵化にこれ位を投入します。

実際には投入した卵全部が孵化しませんが、これでも少し多めだと思います。

というのも孵化率が安定せずまちまちで、多い事も有れば少ない事もあるので多めに孵化器に入れるようにしています。


僕の場合餌の間隔を2日~3日あけるので、朝セットして翌日の夜までエアレーションするので30時間くらいは時間をかけます。

まとめ

餌をブラインシュリンプにかえてから、とにかく魚の調子が良く成りました。

体色の鮮やかさも増し生存率も上がったように思います。

ただし僕みたいな無精者にとって、この孵化作業は若干面倒で忘れてしまう事もしばしば有ります。

そんな時は他の乾燥餌をあげるのですが食いつきが全然違いますね。

このように魚達の調子もとても良くしっかりと成長する事が出来るので、やはり餌はブラインシュリンプが一番のように思います。

ブラインシュリンプ未経験という人は是非一度試してみてはいかがでしょうか。

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