グッピーが好む水質環境!グッピーの繁殖で気を付けたい事は?

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熱帯魚と言えばグッピーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

「熱帯魚はグッピーに始まりグッピーに終わる」って聞いた事ありますよね。

熱帯魚に興味が無い人にとっては、「何の事?」 でしょうが、ここはアクアリウムサイトなのでアクセスしていただいている方は少なくても興味有りますよね?

この「グッピーに始まりグッピーに終わる」って、熱帯魚飼育をグッピーで始めてそれから他の違う魚種に移り気をしても最終的にまたグッピーに戻る。

って事なんでしょうね。

これって凄い事だと思いません?

言いかえると、グッピーはそれだけ奥が深く魅了される熱帯魚なのでしょうね。

今日は「グッピー」について紹介したいと思います。

良ければお付き合いください。

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癒しのミニ水槽はこちらをどうぞ↓

Contents

グッピーの生態について

いつもご覧いただき有難うございます。

スローアクアリウムライフ!にし!です。

まずはグッピーについて

グッピー:Guppy ラテンアメリカ原産のカダヤシ目 カダヤシ科 グッピー属

1858年にイギリスの生物学者「グッピー」によって発見され、その名が付いたとされています。

生態の特徴としては「胎生(たいせい)」の小型メダカという事ですね。

魚で多いのが「卵生(らんせい)」ですが、このグッピーは雌から卵ではなく稚魚で産まれます。

水槽内で胎生はなじみが無いので、僕も初めて遭遇した時は驚いたし感動すら覚えました。

一回に数時間かけて数十匹から100匹くらい産まれますが、この稚魚は他の成魚にとって格好の餌となるので水槽内で自然繁殖をさせる場合は生存率はかなり低いです。

生存率を高くするには、産卵箱を使ったり水草を茂らせて稚魚の隠れ場所を確保してあげるなどが必要になりますね。

グッピーの好む水質と注意点

グッピーの好む水質は、中性~弱アルカリ性でph7~です。

水草水槽の場合、底床にソイルを使って、更に二酸化炭素を添加する事が多いですが、このソイルと二酸化炭素によって水質は弱酸性に傾きます。

多くの水草は弱酸性の水質を好むので水草にとっては良い環境なのですが、その場合ph7.0以下となり、グッピーにとってはもう少しペーハーが高い方が良いのですね。

となると水草水槽ではグッピーは難しいようですが、全ての水草が弱酸性を好む訳では無く中には弱アルカリでもしっかりと育つ水草もあるので、水草水槽でグッピーを飼育出来ないという事でもないですよ。

例えばこのウォータースプライトはその代表ですね。

他にも「アヌビアス・ナナ」「ミクロソリウム」「クリプトコリネ」「エノキドルス」などは弱アルカリでも成長しますよ。

これらは陰性水草で経験上生育が良いのはやはり弱酸性下なのですが、グッピーに適した水質の弱アルカリ性でも育つって事ですね。

グッピーの繁殖と飼育で気を付けたい事

グッピーは他の熱帯魚に比べ繁殖は簡単です。

ペアで飼育すれば、特に何もしなくてもどんどん繁殖しますよ。

ただし先程紹介したように、産まれて来る稚魚は他の魚や産んだ親魚にすら餌にされてしまうので産卵箱を使うか水草を茂らせて稚魚が隠れられる環境を作る事で生存率を上げてあげると良いでしょうね。

特に産卵箱を使うとかなりの高確率で稚魚は生存します。

例えばこれ↓

母魚が産み落とした稚魚が下部に隔離されるので、食べられずにすむように出来ていますよ。

このスドーさんのサテライトシリーズは幾つかのサイズが販売されているので、自分の水槽にあったタイプを選ぶ事が出来ます。

更にエアーポンプを使って水槽内の水と循環させる事が出来るので、しばらくの間この産卵箱内で飼育出来る優れものですよ。

ただし、水槽の外側にかけるタイプなので冬場など水槽外が極端に冷える環境では、水温に注意が必要です。

そんな時は↓このような水槽内タイプもありますよ。

グッピー繁殖は目的を持って行うようにしましょうね

グッピーを繁殖させる事は容易に出来ますが、初めに紹介したように一度の出産で数十匹から産まれるので、小型水槽だと窮屈でストレスを与える事になります。

グッピー飼育は増える事を想定したサイズの水槽で始めるようにしましょう。

まとめ

今日は熱帯魚の代表格のグッピーの生態や繁殖について紹介させてもらいましたが、やはりこのグッピーは奥が深いのでこの後数回に分けて紹介させてもらいたいと思います。

次はグッピーの種類について紹介したいと思います。良ければお付き合いください。

それでは、スローアクアリウムライフ!にし!でした。

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