配管とヒーターが見えないミニ水槽を簡単に作ってみたよ!

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皆さんレイアウト水槽を眺めていて、ヒーターとか給排水ストレイナーが景観を壊してるって思った事ありませんか?

構図を考えるにも、ヒーターの場所やストレイナーの場所を気にしなくて良かったら、結構レイアウトの幅が広がるんじゃないかっていつも思います。

特にミニ水槽ではヒーターが目立ち過ぎで気になって仕方ないんですよね。

かといってヒーター使わないわけにはいかないし。

こんにちは、スローアクアリウムライフ!にし!です。

という事で、前々から構想していた水槽内に配管・ヒーター・エアーやCO2ストーンが見えない水槽を作ってみました。

結構簡単に出来たので紹介しますね。

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癒しのミニ水槽はこちらをどうぞ↓

Contents

仕様

今回使う水槽は幅20cm・高さ20cm・奥行き20cm、水容量6リットルのミニ水槽です。

出来上がりイメージを簡単に説明すると、水槽内に仕切りを作って配管やヒーターをレイアウト面から見えなくします。ついでにエアーストーンとCO2ストーンも隠してしまいます。

少し前(十数年前)にニッソーから、オールインワン水槽で似たような物が販売されていましたが、大磯砂利を使った底面濾過だったのと、ヒーターは内臓出来なかったので少し違いますね。

用意した物

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①黒いアクリルボード(厚さ3mm)

これはバックスクリーンを兼ねる仕切り面に成ります。
今回は黒にしましたが、レイアウトによってはブルーとか白も良いですね。

②透明のアクリルボード(厚さ3mm)

スクリーンの裏側になって見えないので色は何でも良いのですが、実際に稼働させて水槽後ろから見た時に汚れ具合がわかるように透明を使います。

③接着剤

アクリル専用の接着剤が有りますが、今回はゼリー状瞬間接着剤が残っていたのでこれを使います。

実はこの選択が失敗でした、瞬間接着剤がアクリル板を曇らせてしまうようです・・・なんか汚いです。②でも触れたようにスクリーンの裏で見えないからいいんですが、とても気になります。

今回はプロトタイプ試作品なので、2号機からは専用接着剤を使う事にします。

④工具類

アクリルボードカッター、電動ドリル、グル―ガン、その他定規やマスキングテープ・油性ペンなど

早速作業を開始します

先ず、アクリル板を必要なだけアクリルカッターを使って切り出します。
透明なアクリル板は、排水部分に使うので箱に成るように切り出しました。

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仕切り面用の黒いアクリルには3mmのドリルで給水用の穴を開けます。

これはマスキングテープを貼って穴の目印を付けてます。

穴の数が少ないとフィルターの吸い上げ時に水槽内の水流が強く成ると思い、とりあえず25個にしました。

面積から言ってもう少し少なくて良かったかもです。

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穴あけ完了です。排水用の穴も右上に開けました。

ここは悩みましたがホースと同サイズの10mm穴にしました。

その右側に写っている物が問題の排水ボックスです。

瞬間接着材の量の問題なのか?折角の透明が白く濁ってしまい残念。

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仕切り板に排水ボックスとガイド板を取り付けましたよ。

このガイド板は仕切り板が水槽背面と平行を保つ為の物です。

取り付けは接着剤とグル―ガンでの仕上げになります。

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横から見るとこんな感じです。

器具を隠すスペースとして約3.5cmの厚みを持たせました。

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上から見てます。
奥行き16cmの水槽なので、レイアウトスペースとしては奥行き約12.5cmでちょっと窮屈ですね。

実際にレイアウトする場合は奥行き20cm水槽の方が良いかも。

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前側から。
自分で言うのも何ですが、なんか良さそうに見えません?

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後ろ側から。
向かって右から給水ストレイナー・ヒーター・排水ボックスが並びます。
この排水ボックスに、外部フィルターの排水を配管します。一緒にエアーとCO2もこの中へ。

循環テスト
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とりあえず、外部フィルターを繋いで1時間ほどテストしてみました。
ご覧の通り、あふれる事もなく無事にテスト合格です。給排水のバランスも問題なさそうです。

まとめ

水槽レイアウトでいつも水槽内に設置する機器が景観を崩してるって思っていたので、試作品を作ってみました。

ただし実際に使うには、レイアウトを崩す事無く掃除が出るようにするなどの仕様変更が必要なので、細かい個所の修正をして次回は実際にレイアウトまでしてみたいと思います。

出来ればこんな商品を是非ともメーカーさんで作って貰えないですかね。

結構需要有ると思うのですが...

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