水槽レイアウト皆さん楽しんでますか?
構想から実践まであーでもないこーでもないって色々と考える時って楽しいですよね!
いつもご覧いただき有難うございます、スローアクアリウムライフ!にし!です。
さて、今回はそんな楽しい水槽レイアウトのお話……と言いたいところですが、ちょっと困ったお話です。
それが 水槽の茶ゴケ!
水槽を立ち上げてしばらくすると、石やガラス面、水草まで茶色くなってしまうことがありますよね。
「掃除したばかりなのに、もう茶色い!」
「何度掃除しても茶ゴケが消えない!」
そんな経験ありませんか?
実は、水槽の立ち上げ初期に茶ゴケが発生するのは珍しいことではありません。
水槽内の環境がまだ安定していないことなどが関係していて、時間の経過とともに目立たなくなる場合もあります。
とはいえ、見た目が悪いので何とかしたいですよね。
私も今回、30cm水槽を立ち上げた際にかなり酷い茶ゴケに悩まされました。
そこで今回は、実際に茶ゴケが発生した水槽の様子と、石巻貝・ミナミヌマエビ・オトシンクルスを使って除去に取り組んだ経過を紹介したいと思います。
水槽を立ち上げたら茶ゴケだらけになりました!
夏に久々のレイアウト立ち上げに取り掛かりましたが、これが上手くいかなくて四苦八苦の連続でした……。
その様子はこちらでご覧いただけますよ。
龍王石で石組み!キューバパールグラスをミスト式で栽培開始です!
植栽当初は「ミスト式栽培って簡単で良いですね」なんて軽く言ってたのですが、実際に注水してみたらこれがそうでも無くてカビのような苔のような色んな物が発生して、一時水槽中がそれこそカオス状態でしたよ。
石もウィローモスもガラス面も茶色に!
とにかく酷かったのが、この茶ゴケです。
石やウィローモス、さらにはガラス面まで!
水槽全体があっちもこっちも茶色になってしまいました
はじめに言っておきますね!
水槽の立ち上げ初期に茶ゴケが発生することは、アクアリウムではよくある話です。
私もそれは分かっていましたし、環境が落ち着けば徐々に減っていくこともあります。
だから、多少の茶ゴケならそれほど気にしないのですが……。
今回はちょっと酷かった!
歯ブラシや脱脂綿で石の茶ゴケを取って、プロイレイザーでガラス面を綺麗にして、そして水換え。
これが日課となってしまいました・・・・
しかも、これを1週間も続けて快方の兆しが見えないとさすがにめげますよね。
今回は全て新品のろ材を使用していたので、ろ過環境が安定するまでにも時間が必要だったのかもしれません。
それにしても、そもそも茶ゴケってなぜ発生するのでしょう?
水槽に茶ゴケが発生する原因とは?
① 水槽の立ち上げ初期で環境が安定していない
水槽を立ち上げたばかりの頃は、ろ過バクテリアの働きや水槽内の栄養バランスがまだ安定していません。
そのため、藻類が増えやすい状態になることがあります。
特に今回のように新品のろ材を使って立ち上げた水槽では、ろ過環境が整うまで時間がかかることがあります。
ただし、茶ゴケが発生したからといって、必ずろ過が未完成というわけではありません。
また、茶ゴケが出たこと自体が水槽の立ち上がり完了を意味するわけでもないんですね。
② 水中のケイ酸塩などの栄養分
茶ゴケの主な原因となる珪藻は、細胞の殻を作るためにケイ素を利用します。
水道水や底床、石などに由来するケイ酸塩が、水槽内での増殖に関係することがあります。
ただし、ケイ酸塩があるから必ず茶ゴケが大量発生するというものでもありません。
照明や栄養分、ほかの生物とのバランスなど、いろいろな条件が関係しています。
③ 掃除だけでは根本的な解決にならないことも
石やガラス面に付いた茶ゴケは、こすれば比較的簡単に落とせることがあります。
ところが、掃除しても掃除しても再び茶色くなる……。
そんなときは、付着した茶ゴケだけを取り除いても、増殖しやすい環境が続いている可能性があります。
水換えや掃除も大切ですが、それと同時に水槽全体の環境を確認することも必要ですね。
ちなみに、黒ヒゲ苔やアオミドロなど、茶ゴケ以外にもアクアリストを悩ませる藻類は色々あります。
以前の記事でも紹介していますので、良ければこちらもご覧ください。
水槽の茶ゴケを除去するには?
では、発生してしまった茶ゴケをどうするか?
立ち上げ初期の茶ゴケは、時間とともに落ち着くこともあります。
とはいえ、茶色い石やガラスをそのまま眺めているのも嫌ですよね。
私の場合は、まず手作業での掃除と水換えを続けました。
ガラス面はスクレーパー、石は歯ブラシなどを使って丁寧に茶ゴケを落とします。
ただし、柔らかい水草を強くこすったり、底床を大きくかき回したりするのは避けたいところです。
水換えも一度に大量の水を交換するのではなく、生体や水質の変化に配慮して行います。
そして今回、もうひとつ頼ることにしたのが……。
お掃除生体の皆さんです!
茶ゴケ除去はお掃除生態に任せてみました!
先ずはこちら!茶ゴケかなり減ってますよね、最初の写真から10日ほど後の様子です。
見比べていただくと明らかに綺麗になっているのはわかると思いますが、この段階で生態は石巻貝とミナミヌマエビを入れています。
石やガラス面に付いた茶ゴケは石巻貝が、ウィローモスに付着した茶ゴケにはミナミヌマエビが活躍してくれました。
もちろん、水槽内の環境が時間とともに変化したことも、茶ゴケが減った理由のひとつかもしれません。
それでも、今回の水槽ではお掃除生体たちがずいぶん頑張ってくれたように感じます。
石巻貝は石やガラス面の掃除に!
石巻貝は、石やガラス面に付着した柔らかい藻類を食べてくれる生体です。
今回の水槽でも、石の表面やガラス面を少しずつ綺麗にしてくれました。
ただし、石巻貝も万能ではありません。
水質や水温が合わなければ弱ってしまいますし、すべての苔を食べてくれるわけでもありません。
茶ゴケがなくなった後の餌不足にも気を付けたいですね。
ウィローモスの茶ゴケにはミナミヌマエビ!
今回、特に気になっていたのがウィローモスに付いた茶ゴケです。
細かい葉の間に入り込んだ汚れや藻類は、手作業ではなかなか掃除しにくいんですよね。
そこで活躍してくれたのが、ミナミヌマエビです。
モスの間をツマツマしながら、柔らかい藻類や付着物を食べてくれます。
ただし、ミナミヌマエビがすべての茶ゴケを綺麗に食べてくれるとは限りません。
今回の水槽では、モスを傷めずにゆっくり掃除してもらう方法が合っていたようです。
何故ヤマトヌマエビを使わないの?
「茶ゴケ対策ならヤマトヌマエビの方が良いのでは?」
そう思う方もいるでしょうね。
確かにヤマトヌマエビは、藻類対策でよく利用される頼もしい存在です。
ただ、今回の30cm水槽では、植栽したばかりのウィローモスを大切に育てたいという事情がありました。
ヤマトヌマエビは体も大きく、餌を探す際に植えたばかりの水草を動かしてしまうこともあります。
また、弱った植物の組織や柔らかい部分をついばむこともあるため、私は今回は見送ることにしました。
モスの勢いがつくまでは、ミナミヌマエビにコツコツ頑張ってもらおう!
そう考えたわけです。
もちろん、ヤマトヌマエビが必ず健康なウィローモスの新芽を食べてしまうという意味ではありません。
水槽の大きさや水草の状態を考えて、今回はミナミヌマエビを選んだということですね。
仕上げはオトシンクルスにお願いしました!
石巻貝とミナミヌマエビだけでも、ずいぶん綺麗になりました。
でも、もう少し頑張ってほしい!
そこで最後に登場してもらったのが、オトシンクルスです。
オトシンクルスは、水槽のガラス面や水草、石などに付いた柔らかい藻類を食べることで知られています。
今回も、ほかのお掃除生体たちと一緒に茶ゴケ対策に参加してもらいました。
ただし、オトシンクルスにも苦手な苔がありますし、石と石の細い隙間をすべて掃除できるわけではありません。
そして、ここは大切なところです。
オトシンクルスは、水槽を立ち上げた直後に気軽に投入する魚ではありません。
水質の急変に弱い面があり、導入後の餌不足にも注意が必要です。
アンモニアや亜硝酸などを確認して、ろ過環境が安定してから導入を検討してくださいね。
茶ゴケが減ってしまった後も、適切な餌を与えて飼育していく必要があります。
苔取りだけのために生体を入れるのではなく、その後も元気に飼育できる環境を準備してあげたいですね。
茶ゴケが消えないときに確認したいこと
さて、今回の水槽では茶ゴケが徐々に減っていきましたが、すべての水槽で同じようになるとは限りません。
掃除しても茶ゴケが消えない場合には、次のようなことを確認してみてください。
– 水槽を立ち上げてからどのくらい経過しているか
– アンモニアや亜硝酸などの水質に問題がないか
– 照明時間が長すぎたり、直射日光が当たったりしていないか
– 餌の与えすぎや、汚れの蓄積がないか
– ろ過装置や水流が適切に機能しているか
– 本当に珪藻による茶ゴケなのか
特に立ち上げ初期は、焦って色々な対策を一度に行いたくなりますよね。
でも、水槽の環境を急激に変えてしまうと、生体や水草に負担をかける場合があります。
まずは原因を確認しながら、無理のない範囲で少しずつ対策することをおすすめします。
茶ゴケ掃除まとめ
今日は水槽の茶ゴケについて、私の30cm水槽での奮闘を紹介させていただきました。
茶ゴケは見た目も悪いし、せっかく綺麗に作ったレイアウトが茶色くなると、ちょっとがっかりしますよね。
私も今回、掃除してはまた茶色くなる水槽を見て、何度めげそうになったことか……。
でも、石巻貝やミナミヌマエビたちに助けられながら、水槽も少しずつ落ち着いてきました。
今回の経験で改めて感じたのは、**茶ゴケを取ることだけでなく、水槽の環境を安定させることも大切**だということです。
茶ゴケが出たからといって、慌てる必要はありません。
とはいえ、放置しておけば必ず消えるというものでもありません。
水質や水槽の状態を確認しながら、掃除や水換え、必要に応じたお掃除生体の力も借りて、少しずつ綺麗な水槽を目指したいですね。
そして水槽が落ち着いてきたら、いよいよ主役の生体たちの出番です!
もちろん、その前には水質の確認を忘れずに。
皆さんも茶ゴケに悩まされることがあると思いますが、焦らずゆっくりアクアリウムを楽しんでいきましょう!
では、スローアクアリウムライフ!にし!でした。

